ハリルホジッチ前監督の記者会見 コミュニケーション不足はどこにあったのか?

2018.04.27 17:36

ノマドです。

先ほどサッカー日本代表前監督のハリルホジッチ氏の記者会見が行われ終了しました。

ハリルホジッチ氏本人も自身の解任について、何があったのかわからないといった様子。

非常に話したいことが多かったようで一度話し出すと止まらない感じでしたが、要点としては以下のような内容になるかと思います。

・解任理由はコミュニケーション不足と会長から伝えられた。

・3年間コミュニケーションについて問題は無かったと認識している。

・最後の遠征後に突然コミニュケーションが薄まったことになっている。

・問題がありそれを認識しているのであれば、どうして会長はそれを伝えてくれなかったのか?

・コミュニケーションという言葉の意味が広すぎる。誰とどの部分のことなのかがわからない。

・最後の遠征の後、一人の選手が不満を持っているので注意が必要かもしれないということを西野氏から少し聞いていた。

・試合に負けたということであれば納得がいくが、理由がコミュニケーション不足であるということに怒りを感じた。

・自身の得意な最後の詰めの部分(ワールドカップ)をやらせてもらえなかったことが残念。

・会長には解雇する権利があるのだから解雇されるということについては問題ないと思う。

こんなところでしょうか。

たしかに、これだけ遠慮なくしゃべる方が選手を前にコミュニケーションが取れていないというのは考えにくいですね。

気になったところは、「一人の選手が不満を持っているので注意が必要かもしれない」 の部分。

これが誰なのか。

この部分がトリガーになってしまったような気がします。

スポーツ紙では本田がいろいろ言ったみたいなことが書かれていますが、当落戦上にいる彼がそれを言ったところでというのを感じますし、結果で示さないといけないのは本田自身がよくわかっていることかと思います。

そして、本田なら言いたいことを直接言うだろうと思います(笑)

会長や協会にも影響力のある重要な選手となると可能性があるのは長谷部クラスの選手かな〜と個人的には思います。

もちろんその選手が解任させる方向に誘導したとは思いません。

不満というよりは、単純に現状の危機感や改善点などを伝えていたんじゃないかと思います。

そのあたりの情報を過剰に判断し、会長を筆頭に上層部のみの判断で「ハリル解任」にもっていったのではないかなぁと感じてしまいます。

それくらい日本サッカー協会側の一方的な決めつけな感じがしてしまいます。

本日の会見でハリルが言っていたとおり、問題があることを上が認識しているのであれば、その都度現場に伝えるべきであったと思います。

それでダメなら解任でも仕方ないのかなと。

私が思うに、コミュニケーション不足というのは、現場よりむしろ日本サッカー協会の上層部にあるんじゃないかと思います。

会長、サッカー協会と監督、コーチとの現場の部分でもっと早い段階でコミュニケーションが取れていたのなら、たとえ解雇という結果は変わらなかったにせよ、今回のような後味の悪さは残らなかったんじゃないかと思います。

もう今更何を言っても変わらないですが、もう少しうまくやってほしいものだなぁと素人ながら思いました。

以上、サッカー日本代表前監督のハリルホジッチ氏の記者会見から私が感じたことを書いてみました。

ノマドでした〜。

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