MacBookPro 2018 と MacBookAir 2018 の電池持ちを比較してみた。

2018.11.12 10:56

MacBookPro 2018 vs MacBookAir 2018

ノマドです。

MacBookPro 2018 タッチバーモデルと MacBookAir 2018 のどちらかの購入を検討しております。

ここのところ、このネタが脳内を占拠しております。

ここ数日でわかってきたことは、新型 MacBookAir 2018 の CPU が思っていたより悪くなさそうだということ。

現在使っているのは、MacBookPro 2016 タッチバー無し MEM8GB SSD256GB のモデルなのですが、大差なさそうです。

なので、新型MacBookAir 2018 に MEM16GB SSD512GB とかにしたら、現在使っているマシンよりもサクサク感が出るかもしれません。

Pro と Air で筐体サイズは、ほぼ同じ。

重量は、Air のほうが 120g 程度軽くなりますのでポータビリティ性能は、やや Air が上回ります。

そう、ポータビリティ性能は大事なのです。

そして、そのポータビリティ性能を決定するもう1つ重要な要素がありました。

電池!

電池持ち!!

いくら高性能で小さく軽量なマシンでも電池が1時間しか使えません、では仕事になりませんからね。

ノマドな生活を送る私にとっては、電池持ちは超重要です。

大容量モバイルバッテリーも2つ買ってるし。。

【関連記事】MacBookPro 13インチ用にモバイルバッテリーを追加購入してみた。

ということで、MacBookPro 2018 タッチバーモデルと MacBookAir 2018 で電池持ちがどの程度違うのか比較してみました。

この2つのモデルでどちらが長持ちかということも大事ですが、そもそも2台とも本当に10時間近く使えるのか?という点についても興味があります。

メーカーの仕様表では、Pro が最大で10時間、Air が最大で12時間となっております。

とりあえずいつも利用させてもらっている電気屋さんへ行き、店員の方に電池持ちを比較したいという旨を伝え、「どうぞ〜」と許可を頂けましたので、展示品でちょろっと試させてもらいました。

展示品の Pro と Air の USB-C 給電を外させてもらい、電池のみの状態で同等の負荷をかけて電池の減りを確認するという簡単な実験です。

両方の PC に以下の負荷をかけました。

safari のタブを 20 枚開いて Yahoo Japan とか Amazon とか Apple の HP を閲覧。

YouTube で同じ動画を再生。

ターミナルを5枚ほど開いて小さな forloop スクリプトを実施。

iMovie のサンプル動画を 4K 最高品質で書き出しを何度も実施。

ディスプレイの明るさを最大輝度。

以上の負荷を Pro と Air に同時にかけました。

iMovie の書き出しについては、Pro も Air も終わった時点でまた書き出しを行う、といった感じで負荷をかけ続けました。

負荷をかけること 27分間。

Pro が 90%、Air が 92% 程度まで下がりました。

展示品ということもあり実験はここで終了。

Air の方がやや電池持ちが良かった、という結果となりました。

Pro の4コアの CPU と比較して Air の CPU の方が非力な為、iMovie の書き出しと YouTube の再生を同時に行った場合は、Air の方が忙しくなり、電池の消耗も早くなるのではないか?と思っていたのですが、そうでもなかったです。

負荷をかけている間、ブラウジングなどもしていましたが、もたつくようなここともありませんでしたので、Air の CPU は体感でも悪くないなぁと思いました。

あくまでも計算上の理論値となってしまいますが、この 27分間の負荷を続けた場合の電池持ちは以下のようになりそうです。

経過時間 電池残量
Pro
電池残量
Air
27分 90% 92%
54分 80% 84%
81分 70% 76%
108分 60% 68%
135分 50% 60%
162分 40% 52%
189分 30% 44%
216分 20% 36%
243分 10% 28%
270分 0% 20%
297分 - 12%
324分 - 4%

上記の負荷をかけ続けた場合の電池が 0% になるまでの理論値は、Pro が 270分(4.5時間)、Air が324分(5.5時間)程度という結果となりました。

注:あくまでも簡単な実験による理論値です!

これだけの負荷をかけて両機種ともに 4.5時間以上稼働できそうなのですが、けっこういいんじゃないかなと個人的には思います。

実際にこんなに負荷をかけ続ける事は、まずありませんからね。

iMovie の 4K 書き出しもまぁまぁ重い作業ですが、地味に電池の負荷として効いているのがディスプレイの明るさを最大輝度にした部分です。

ディスプレイの光ってメチャクチャ電池喰いますからね。

おそらく私の場合は通常の利用であれば、ディスプレイ輝度 50〜60%程度、ターミナルでのコーディング、その合間にブラウザで調べもの、という程度でしょう。

それであれば、Pro Air 共にけっこう電池持ち良さそうな気がします。

現在使っている MacBookPro 2016 は、8時間程度は作業できますが、それと同じくらいは持ちそうです。

今回電池持ちの為の実験をしたのですが、1つ発見があったのは、iMovie の書き出し速度の差です。

Pro と比較して Air の方がやや電池持ちが良いのですが、Pro の書き出し速度が圧倒的に高いので、電池持ちの差以上に生産性に大きな差がつきそうです。

動画の作業量が多い方は、やはり Pro を選択するべきでしょう。

私は GoPro HERO7 を買ったはいいものの、なかなか編集ができてないんですよね。。

その観点からすると Pro の電池持ちは悪くない、そして動画が捗る!という理由で Pro を選択するべきかなぁとも思います。

動画も頑張る!ということでしたらタッチバーも活きるような気がしますしねぇ。

ということで、MacBookPro 2018 と MacBookAir 2018 の電池持ちを比較してみたよ〜という報告でした。

だいぶ Pro に気持ちが傾いてきたような気がします。

以上、ノマドでした〜。

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