モバイルバッテリーで MacBookPro15インチは充電できるのか？

2018.09.08 10:50

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ノマドです。

MacBookPro 13インチ用に購入していたモバイルバッテリーですが、ふと、15インチでも充電できるのか？と思ったので調べてみました。

普段15インチは自宅の作業机で常に充電されている状態ですので、モバイルバッテリーを使うことはほとんどなさそうなのですが、せっかく２台持っているのでやってみようということです。

MacBookPro 15インチの純正電源アダプタの最大出力は、アダプタ本体に記載の通り 87W です。(参考: MacBookPro 13インチは 61W)

ですが、常に 87Wフルに使ってはなさそうなので実行消費電力を調べてみたいと思います。

そして、最大出力30Wのモバイルバッテリー Anker PowerCore+ 26800 PD で充電状態になるのか？ということを実験してみたいと思います。

消費電力の計測は、先日購入した Satechi で行います。

まずは、MacBookPro 15インチの電池残量が９０％程度の状態で純正アダプタでの実行消費電力を調べてみます。

19.8V x 2.03A = 約40W でした。

87Wの半分程度しか使っていませんね。

モバイルバッテリーに変更してみますと 14.5V x 2.04A = 約30W で充電状態となりました。

モバイルバッテリー側は10W程度出力が小さいのですが「給電」ではなくちゃんと「充電」状態でした。

当然ですが、40W 対 30W で出力の差がありますので、満充電まではモバイルバッテリーの方が約25％ほど遅くなりそうな気がします。

次に、MacBookPro 15インチの電池残量を 40％程度まで下げてみました。

この時の純正アダプタによる供給は、19.5V x 4.31A = 約84W でした。

純正アダプタの最大出力が87Wなので、全力に近い状態で充電していると思われます。

この状態でモバイルバッテリーに切り替えてみましたが、先ほどとほぼ変わらずの 14.4V x 2.03A = 約30W で充電状態となりました。

モバイルバッテリーの最大出力が30Wなので、まぁそうなるでしょう。

そして、注目すべきポイントは「給電」状態ではなく「充電」状態である、ということ。

モバイルバッテリーの30Wの出力でも充電可能！ということです。

システム側でも「30W」で「充電中」と認識しています。

ディスプレイの光度全開でCPUもぶん回していると、充電状態とはならないかもしれませんが、ターミナルをいじったり、通常のブラウジングなどの一般的な操作であれば、ゆっくりですが充電できそうな気がします。

87W と 30W の差がありますので満充電までの時間は、純正アダプタと比較すると当然２倍以上かかると思われます。

使い所としてはどんなケースを想定できるか？

MacBookPro15インチの重量がそれなり(1.83kg)にあることと、このモバイルバッテリーもそれなりにずっしり感(577g)があるので、普段の移動が徒歩の方には、ちょっと厳しい重さ(合計 2.4kg)かなと思います。

特に女性には相当辛いかと。。

まぁ徒歩で移動する頻度が高い女性であれば、そもそも15インチを選ばないと思いますが。。

ですので、自動車などで移動している方が非常用電源として自動車に積んでおく、とかならアリかなぁと思います。

でも、自動車に積む前提であれば、もう少し重くても出力がある方がいいのかな。。

と、まぁそんな感じです。

相変わらず私は、MacBookPro13インチと Anker PowerCore+ 26800 PD で毎日出歩いています。

以上、モバイルバッテリー Anker PowerCore+ 26800 PD で MacBookPro15インチは充電できるのか？という実験でした。

モバイルバッテリーの購入を検討している方や、MacBookPro の電池持ちを少しでも改善したいという方々の参考になりましたら幸いです。

ノマドでした〜。

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